1月練習会：ABC譜の世界
今月の練習会
年明け2024年、初の練習会。たくさんのメンバーが集まりました。1月27日にコンサートの演奏依頼を控えていたため、この日は主にコンサートで演奏する曲目を練習しました。練習後にはfiddle弾きのMeiによる独自企画（？）でスコットランドの曲を覚える時間もありました。
参加者
Maedaさん(ギター、アイリッシュブズーキ)
Hyokoさん(アイリッシュハープ)
Nさん（バウロン）
ししょーさん（ギター、アイリッシュブズーキ）
Eさん(テナーバンジョー)
Yさん(フルート・ホイッスル)
Mさん(フルート)
Oさん(フィドル)
Hさん(アイリッシュフルート・ホイッスル)
Mei (フィドル)
練習した曲
- Jigs: The Kesh / Morrison’s / Out on the Ocean
- 庭の千草 / 春の日の花と輝く
- Jigs: Banish Misfortune / The Blarney Pilgrim
- Morning Nightcap (Lunasa)
- Hey Polka
- Hornpipes: Off to California / The Harvest Home
- Reels: The Silver Spear / Miss McLeod’s / Pachelbel’s Frolics
- Polkas: Rattlin’ Bog / Kerry / John Ryan’s
- Soup Dragon (by Gordon Duncan) など
Soup Dragonを題材に、曲を覚えて装飾音を付けるためのワークショップ（短縮版）を行いました。私の教えるペースが少し駆け足すぎて覚えづらかったかもしれないとやや反省です。次回もし開催することがあれば、もう少しゆっくりじっくり、お伝えしたいと思います。
ちなみに本場アイルランド（や、ほかの英語圏の国でもおそらく）では、譜面はABCで書きあらわすのが一般的です。
例
T: The Soup Dragon
R: jigM: 6/8
L: 1/8
K: Bmin
|:e|fBB BAB|eff fed|eee e2d|eff ede|
fBB BAB|eff fed|eee f2e|dBA B2:|
e|faa afd|eff fed|eee e2 d|eff ede|
faa afd|eff fed|eee f2e|dBA Bz e||
faa afd|eff fed|eee e2 d|eff ede|
fBB BAB|eff fed|eee f2e|dBA B2|
The Soup Dragon (jig) on The Session より引用
私自身あまりABC譜の書き方に慣れておらず、この日は”ドレミ”でホワイトボードに音程を書いたら、アイルランド人のＥさんから「呪文みたい！」と言われたのが新鮮で興味深かったです笑。
ABC譜の読み書きができるようになれば、曲を検索する際に探しやすかったり、海外の方と曲情報の交換をスムーズにできたりするので覚えておいて損はないかもしれません。これを機に皆さんもABC譜の習得をしてみてはいかがでしょうか。
次回は2月中旬に練習会を行う予定です。
見学希望の方もお待ちしております。
（Mei）
